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[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.55]立正大淞南FW杉本龍哉(2年)_「やらないとやられる」走りとゴールで掴んだ信頼
[DAYS×ゲキサカ連動企画vol.55]立正大淞南FW杉本龍哉(2年)_「やらないとやられる」走りとゴールで掴んだ信頼
DAYS×ゲキサカ連動企画「全国のつくしを探せ!」
[3.16 中国高校新人大会決勝 立正大淞南高 3-1 広島皆実高 山口県立おのだサッカー交流公園]
休むことなく動き続けることができ、なおかつゴールも連発する。立正大淞南高FW杉本龍哉(2年)について恩師・南健司監督は「最近、相当良い。動ける。動こうとする。得点が発生するところに動ける習慣がある」と説明する。
県1部リーグが主戦場だった昨年も「困った時は投入していた」(南監督)というほどの得点力と運動量。この日は後半7分に右クロスをMF上西健也が折り返したところをファーサイドから頭で先制点を決めた。準決勝での2発に続くゴールで魅せたFWは、その運動量でも立正大淞南の中国地区制覇をもたらす原動力となった。
前へ、前への意識が非常に強かった立正大淞南だが、特に光っていたのがこの杉本だ。ラストパスに身体ごと飛び込み、終盤に見せた左サイドからの仕掛けでは、ギアを一気に上げてDFを置き去りにした。果敢な仕掛けに加えて、最前線からひたむきなプレス。間に合いそうにないボールにも諦めずにスライディングしてくる杉本は相手にとって嫌な存在だったはずだ。
「やっぱり、やらないとやられる。前からのプレスというのは淞南で徹底していることなので、徹底しようと思っていました」と杉本。運動量を欠いた瞬間にチームは崩れてしまう。その思いがあるからこそ、背番号11は前を向いて走り続ける。頭での先制ゴールと3点目のアシストもしたFWは「自分が前向いてプレーした方が、後ろ向いてプレーするよりも勢いづくのでそういうのは意識していました」。
今大会は4得点。ゴールで優勝に貢献できたことを喜んだ杉本は今後の目標について「常にゴール目指して、こぼれでも何でもいいのでとりあえず点の取れるFWになりたい。どんどん泥臭く、ゴールは何でもいい」。チームのために走って、泥臭くゴールを奪う。
(取材・文 吉田太郎)
『DAYS』は、何の取り柄も特技もない少年・柄本つくしが、サッカーの名門・聖蹟高校に入部したことで始まる灼熱×感動×奇跡の高校サッカー漫画だ! 現在、週刊少年マガジンで連載中。
そして今回、柄本つくしのように、“泥臭くチームのために献身的に走る”全国のサッカープレイヤーを応援していく企画がスタート! 各地の高校世代のゲームの中から、毎週つくしに負けない“熱さ”を持った選手をピックアップしていく。全国のサッカープレイヤーは要チェックだ! 次の“つくし”はキミかもしれないぞ!!▼関連リンク
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