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JFAがハリルホジッチ監督の就任経緯を説明「ビッグクラブのオファーを断って日本代表監督に」
日本サッカー協会(JFA)は12日、日本代表の新監督にヴァイッド・ハリルホジッチ氏の就任を正式に発表した。同日の理事会で、コーチ陣の就任とともに承認がおり、正式発表に至った。コーチ陣には、ジャッキー・ボヌベー氏(コーチ)と、ブラジルW杯アルジェリア代表、トラブゾンスポルでも共にしたシリル・モワンヌ氏(フィジカルコーチ)が入閣。
会見に出席した霜田正浩技術委員長はまず、「なかなか交渉の経緯や選考理由を途中でお話しするのは難しかった」と話した上で、選考理由には大きく分けて2つのポイントを挙げた。
「ひとつはJリーグの現職の監督を3月から開幕を控えた一番大切な時期で引き抜かないということを決めました。
それから、海外から外国人監督を招聘する場合、アジアを勝ち抜いて、世界に出て、世界で勝つことを目標に監督を選ぶのであれば、世界を知っていて、世界を経験している、経験豊富な監督をまず連れてくることをトライしてみようということを技術委員会のテーマとして決めました」
同氏は「前回、アギーレ監督招聘時、ザッケローニ監督招聘時のように、経歴的に素晴らしい監督であっても、会ったことも話したこともない監督にいきなりオファーをすることはできません。
まずは色んな監督に話しをして、情報を収集して、現在の契約状況はどうなっているのか、あるいはサッカー感はどうなっているのか、哲学はどうなのか、日本代表の監督の意欲はあるか、モチベーションはあるか。そういうような色々な情報を収集することを先決しました」と、情報収集を重要視していたことを述べた。
実際の交渉について、「22日に技術委員会を行い、そこから会長、原専務理事、法務委員会、協会の幹部の方にも報告をし、条件設定をして交渉に当たりました。その時点でいろんな監督の情報を得た上で、実績、経験というところから、実際にあった話、感触、人柄、人となり、そういうことを全部踏まえた上で、やはりハリルホジッチ監督に、一番に交渉してみようということになり、26日、27日の連日2日間かけて彼といろんな話をしました」と話したように、かなり慎重に進められていたようだ。
ハリルホジッチ監督のもとには、様々なオファーが届いていたが、その中から日本代表監督就任を決断したことを明かした。「決して日本サッカー協会の条件が非常に素晴らしかった訳ではないんですけれども、彼は色んな国の代表監督からのオファー、いろんなビッグクラブのオファーを断って日本代表を選んでくれました。
彼が非常に高いモチベーションで、高い意欲で日本代表の新しいプロジェクトをやりたいと言ってくれましたので、条件等も大筋合意をしましたので、それを本日の理事会で推挙させていただいたという次第です」と、日本代表監督就任に対する強い意欲が決め手のひとつだということを明かした。