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あるぞ!原巨人があのオトコをデビューさせる
開幕カードは勝ち越したものの、第2節の中日戦で連敗…。まだ公式戦5試合とはいえ、原巨人が波に乗れない。
「投打ともに、本調子ではない主力選手が多すぎる。とくに打率1割台の村田(修一=34)が心配です」(プロ野球解説者)
村田の打率は1割4分3厘。規定打席に到達している巨人選手のなかで、ワーストだ。オープン戦から本来の打撃を見失っていただけに、この不振は長引きそうである。
だが、原辰徳監督(56)は不振の村田をスタメンで使い続けている。途中交代もさせていない。実績のあるベテランに対する信頼だろうが、「4番も務めた男に恥をかかせるべきではない。気分転換で休ませ、再調整させてやるべき」(前出・同)の声もないわけではない。
こんな見方もある。
「村田のほかにも三塁を守れる選手はいるが、一発の期待できる控え選手は見当たりません。阿部、坂本、高橋由、片岡も本調子ではないので村田も使わざるを得ないのでしょう。めぼしい控え選手はいない」(球界関係者)
選手層が厚いようで、レギュラー陣と控え選手の力量差が大きい。村田の代役が務まる選手も見当たらないというわけだ。
そんなチーム状況を物語るようにして浮上してきたのが、1位指名ルーキー・岡本和真内野手(18)の大抜てき案だ。
「原監督がオープン戦後半、岡崎郁・二軍監督と岡本の状況について話し合っています。原監督は岡本に経験を積ませたいとし、一軍昇格に前向きですが、岡崎二軍監督は反対しました。時期尚早だと…」(前出・関係者)
岡崎二軍監督以外にも、時期尚早を唱える者は少なくないという。理由は岡本の守備難だ。岡本は智弁学園時代、主に一塁を守ってきた。高校時代から守備がイマイチなのは伝えられてきたが、巨人は「将来の4番候補なのだから、華のあるポジションで」と、三塁でスタートさせることを決めた。
キャンプ中も懸命に守備練習を重ねてきたが、二軍公式戦で2つのエラーを記録している(5試合)。守備に関する不安が、持ち前の打撃にも影響しかねないというのが、岡崎二軍監督以下、反対派のコーチ陣の主張だ。
「巨人は育った補強をしていない。原政権は通算12年目に入り、チームに停滞ムードもある。村田の代役というより、起爆剤として高卒ルーキーを一軍デビューさせたいようだ」(前出・関係者)
前出のプロ野球解説者がこう言う。
「高卒ルーキーの力を借りなければならないチーム状況が、まずおかしいんです。しかし、のちに一流と称されるスター選手の大半は1年目から一軍を経験しています。代打、勝敗の影響のないところで途中から守備に着くくらいなら、少しの間、一軍を経験させてやるのも悪くないと思います」
岡本の一軍昇格の時期が本格的に検討されるのは、巨人が危機的状況にあるか、独走態勢に入ったときのいずれかだろう。
俊足内野手の大累進(24)、岡本の1年先輩で右のスラッガー候補・和田恋(19)、昨秋U18侍ジャパンに招集された辻東倫(20)、中日から戦力外を通告され、巨人に拾われた吉川大幾(22)もいる。今季の戦況によって、岡本の一軍デビューの内容が変わってくるようだ。