優作の連覇は？ 孔明、勇太ら参戦、日本男子ツアーが明日開幕！

　

　

　開幕戦恒例の鏡開きを行う東建コーポレーションの左右田鑑穂社長兼会長、海老沢勝二JGTO会長、池田勇太選手会長（左から）　東建ホームメイトカップ(2015)(事前情報)　写真・鈴木祥

東建ホームメイトカップ（4月16～19日、三重県・東建多度CC・名古屋、7109ヤード、パー71）
　
　　日本男子ツアーの2015年シーズンがいよいよ明日、東建ホームメイトカップで開幕を迎える。昨年は最終戦まで賞金王争いがもつれ、小田孔明が初のキングに輝いたが、あれから4カ月。ゴルフファンにとって、そして何より、選手にとって待ちに待った開幕戦というわけだ。
　
　　その開幕に先立って今日行われたプロアマ戦の前に、恒例となったツアー開幕を祝い、ツアーの成功を祈願するために鏡開きが実施された。そこで、3期目の選手会長を務める池田勇太が、駆け付けたギャラリーや関係者に向けて感謝の気持ちと決意を誓った。
　
　「今年は27試合という試合数で5年ぶりに増加しております。これもひとえに皆様のおかげだと思っています。この1試合1試合を大切に、戦っていきます」
　
　　その池田も今年の12月12日に30歳を迎える。20代最後のシーズンに賞金王、最多勝を目指して最高の年にしたいと意欲的だ。そして、そんな池田に負けじと2年連続の賞金王を狙う小田、昨年の本大会優勝者の宮里優作ら中堅の中心選手に加え、藤田寛之ら40代、小平智ら20代の若手の活躍も期待される。
　
　　シーズンを大きく占う開幕戦。今年はどんな戦いが展開されるのか？　アツい男たちの激戦を期待したい。
　
　文・高桑均
　
　【開幕前の各選手のコメント】
　
　小田孔明
　「マスターズはテレビで見ました。出たいですね。招待は期待しません。実力で出場権をとります。そのために世界ランキングを上げていきたいです。今週は、調子が悪くてもいつも結果がいい大会です。勝ったら月末の世界マッチプレーに出られるかもしれないので、頑張りたいですね」
　
　宮里優作
　「この1年は早い感じがしますね。苦手なコースでしたけど、去年勝って今年から得意コースです。今は状態もいいので、何事もなければいいゴルフができると思います。年間複数回優勝できることを目標にやります。ストップ・ザ・小田孔明でいきます」
　
　池田勇太
　「ゴルフの調子自体は悪くありません。パターが入るかとか、流れがよくなるかだと思います。中の上くらいの感じですね。開幕戦で優勝できるように取り組んできました。20代最後だし、いい年にしましょう！」
　
　藤田寛之
　「肩の痛みはまだちょっとあります。それでもプレーできる状態ではいます。リハビリとケア中心からトレーニングもしています。オフの間にたくさんのことはやってきたので、あとは試合勘を取り戻すことですね」
　
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