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決勝点で開幕白星をもたらした大宮の家長「予想の範囲内の試合展開」
文●川本梅花
3月8日、J2第1節、大宮アルディージャ対ツエーゲン金沢の一戦がNACK5スタジアム大宮で開催。試合は86分に家長昭博のゴールで大宮が開幕戦を勝利を手にした。
◆チームに勝利をもたらした家長昭博
――試合が始まって少し慌てた部分があったのですか?
「いえ、慌てる部分もなく、立ち上がりから(ゲームに)入れたと思います。相手もいいチームでした。まあ、予想の範囲内の試合(展開)かな、と」
――攻撃にバリエーションがほしいように見えたんですが。
「(相手に)だいぶ固められていたので。ああなったら難しいですね。90分で勝てばいいと思うんです。90分間、(ゲームを)支配するということもないですから。相手にボールがあるときは持せていると考える。(逆に自分たちが)ボールを持っているときは積極的にやればいいと思う。(試合が)終って勝てればいい。本当に、我慢しながらやり続けたことが一番だと思います。90分間しっかりバラバラにならずにやれた。難しい時間帯も後ろの選手を中心にバランスを崩さなかった」
――今後のモデルケースになるような試合でしたね。
「そうですね。やっぱり我慢しないといけないと思いました。自分たちが焦れて、バランスを崩して攻めに行くのはあまり良くない。チャレンジしつつやり続けながら一歩一歩進歩していかないとならない」
――今季初ゴールを決めましたが。
「もちろん自分もゴールは嬉しいんですが、どちらかと言えば、チームとして勝てたことが大きい。(試合中)焦りもありましたけど、こういう試合になるのはある程度予想していました。負けや引き分けだと雰囲気も変わってきますから、チームが勝てたことの方は嬉しいですね」
――J2ではボールを支配する試合が多くなってくると思うのですが。
「(サッカーは)ボールを持たれるかボールを持つかのどちらかだと思うんです。(その辺は)あまり深くは考えていないんです。ボールを持たれたときはしっかり守ればいい。ボールを持っていくときは積極的に攻めればいい。今日みたいな試合もあるし、(逆に)攻められる試合もあるでしょうから」
◆中盤でチームのバランスを保つカルリーニョス
――今日の勝利について、どんな気持ちですか?
「トレーニングマッチでなかなか結果もでなかったので、開幕戦は非常に大事な試合でした。勝たないといけない試合でありながら、自分たちがやってきたことを少しは出せたので、勝利で終えたことはチームにとって良いことだと思います」
――サイドから攻撃する場面が多かったんですけれども、得点の場面はカルリーニョス選手が中にボールを入れる場面から始まりましたね。
「前半の修正としては、自分のポジションをひとつ上げるように指示をもらったんです。前半はセンターバックからボールをもらいに下がっていく場面が多かった。中盤の相手のボランチの背後をなかなか上手く使えなかった。そこで、後半はポジションをひとつ上げて、ボールの出し手をセンターバックに任せて、自分は、相手のボランチの背後でプレーするように指示をもらいました。真ん中のスペースを自分たちが使えるようになって、中央からのチャンスを作ることができた。そういった修正点が試合でやれたことが大きいと感じました」
――金澤選手が前に走って行くようなプレーが後半出てきましたね。2人のバランス関係が良くなったと思いました。
「もちろん金澤選手とのバランス関係もあるんですが、センターバックやゴールキーパー、自分の後ろからの声が聞こえていたのでバランスが取れました」
――J2の戦いの中で、何か必要なところはありますか?
「J2の開幕戦は難しい展開になると予想していました。難しい展開になる、と伝えられてもいましたから。簡単には勝てないだろうけれども、みんなで戦って勝てたという点が良かったことです。ネガティブが点もあったんですが、そこはこれから修正していけばいい。その中でポジティブな点があったことが収穫です」
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