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“ボロボロの道路”に怯える韓国国民、予算は2001年比で半減・・韓国ネットは「いったい税金はどこに?」「日本でもシンクホールができるが…」
韓国・文化日報は30日、ソウル市では施設の安全管理のための予算や人員が急減しており、道路の3分の1が「ボロボロ」の状態だと報じた。
記事によると、韓国では「シンクホール」「空洞」「ポットホール」など、これまで聞いたことがなかったような現象が頻繁に発生し、国民が怯える日々が続いている。各自治体によると、ソウル市では道路の3分の1が「ボロボロ」な状態、橋の4割は建設後30年以上、下水管の半分も30年以上が経過しているという。他の地方でも、大田市では川幅20メートル以上の橋やトンネルなど210か所のうち43か所の安全性が「C級」と判定され、釜山もポットホール発生件数が年間7000件余りに達し、応急措置に汲々としている状態だという。
その原因の一つは、道路の安全管理のための予算と人員が大幅に削減されているため。ソウル市では2001年に175人だった道路の施設担当職員は、昨年106人と約4割減少した。さらに急減しているのが施設の維持・管理予算で、2001年の4288億ウォンから昨年は1970億ウォンと、54%も減少した。ソウル市関係者は「舗装道路管理には年平均1000億ウォンが必要だが、予算不足のために422億ウォンしか投入されず、年間で全体の4.4%しか整備できない」と話しているという。そのソウル市は、予算不足を国の補助金が“法外に足りない”ためとしている。ソウル市はシンクホール防止のために老朽化した下水管の点検や整備のために2300億ウォンの予算を策定し、国に1000億ウォンの補助を求めたが、配分されたのは100億ウォンだけだった。他の自治体も似たような状況で、限られた予算でその場しのぎの対策を繰り返しているのが実態だという。
この報道に対し、韓国ネットユーザーからは様々なコメントが寄せられている。
「いったい税金はどこに消えた?」
「無償福祉にばかり力を入れて、道路の安全は気にしなかったせい。全国の道路が雑巾状態」
「学校で無料で給食を提供する税金があったら、安全問題に使ってほしい」
「ヨーロッパのような先進国では100年後を考えて下水道を作っている」
「韓国は今南米と同じ道を歩もうとしている」
「人口の過密化による無差別な開発の結果。ソウルに偏った発展をやめなければならない」
「ソウルの道路が雑巾状態なのは、作り方が古いから。米国など先進国は最新工法で作っている。上下水道の計画も適当で、工事も適当。建設会社がもうかるだけ」
「先進国と後進国の違いは、先進国は計画をもって進めるが、後進国はともかくやってみる」
「日本をベンチマークしたのが悪かった」
「日本でもシンクホールができるが、事故はほとんどない。原因究明と安全確保に投資をしているから」
(編集 MJ)