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“女優”秋元才加が目指すもの「最強の何でも屋になりたい」 AKB48卒業後の歩みと今後の野望を語る
【モデルプレス】AKB48としてデビューした当初から凛とした美しさで異彩を放ち、グループ卒業後はテレビや映画で着々と女優としてのキャリアを重ねてきた秋元才加。27歳を迎える今年、彼女は清廉な色香と存在感をまとう女性へと成長している。
【さらに写真を見る】“女優”秋元才加が目指すもの「最強の何でも屋になりたい」 AKB48卒業後の歩みと今後の野望を語る<インタビューの様子>
4月26日に初日を迎えるミュージカル「シャーロック ホームズ2~ブラッディ・ゲーム~」では盲目の聖女・マリア役に挑戦する。韓国で多くの賞を受賞した人気ミュージカルの第2弾であり、日本版初演には、日本ミュージカル界を支えるキャスト・スタッフが勢揃い。キャスト最年少である秋元が、いかなる新風を吹き込むのか。同作について、そして“女優観”や“女性観”に迫った。
◆秋元才加の「これまで」と「今」、そこから見えてくる「野望」とは
― 秋元さんにとってのエンタテインメントとの最初の出会いを覚えていますか?
秋元才加:母が外国人だということもあり、家で流れている曲は、マイケル・ジャクソンやマライヤ・キャリー、クイーンといった外国の曲ばかりで、初めて観たコンサートは小学校4、5年生の頃に観たマイケル・ジャクソンでした。親が好きで、それについて行ったのですが、歌詞の内容はわからないけれど感動して泣くという経験をし、その時に漠然と「観たい」ではなく、「自分もあそこに立ちたい」と思いました。今考えると、エンタテインメントの頂点を最初に観ることができた事は、自分のショウへの価値観、人格形成に影響があったのではと思います。親にも感謝しています。
― お芝居に興味が芽生えたのはいつ頃だったのでしょうか。
秋元:幼少期から目立つことが好きだったみたいです。その延長だと思いますが、小学校の音読の時間に「登場人物になりきって読んでいるね」と周りに言われることがありました。自分では意識していませんでしたけど、楽しかったことは覚えています。思い返せば、何かになりきるとか、演じるということがその頃から好きだったんだろうなと思います。
― では、ミュージカルとの出会いはいつ頃だったんですか?
秋元:ミュージカルを観たのは21歳の頃、「レ・ミゼラブル」が初めてでした。その後に、音楽劇や「ロックオペラ モーツァルト」(2013)のお仕事を頂いたのですが、最初は未知の世界で怖かったんです。…