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「神戸牛」で騙されるな!?・・・中国で流通している肉は「品質保証できない」=中国メディア
中国メディアの北京青年報は15日、神戸牛は日本で最高峰の食材に分類されると伝え、「キャビアやフォアグラなどと同様に、世界中のグルメに愛されている」と伝える一方、中国国内で「神戸牛」として販売されている牛肉は「品質が保証できないものだ」と論じる記事を掲載した。
記事は、中国メディアの記者がこのほど神戸市内の精肉店を取材で訪れたことを紹介、「同店で販売されている神戸牛は毎日、価格が変動し、部位によって質も異なるため、100グラム1000円から3000円と値段も部位によって違う」と紹介した。
さらに、同店の店主の話として、神戸牛は肉質を上げるためにさまざまな努力を行っていると伝え、専用の飼料のほか按摩なども行われていると紹介。さらに一定の年齢になると出荷され、定められた基準を満たした牛肉だけが神戸牛と称することができると伝えた。
また、神戸牛はその貴重さから高額で取引されていると伝え、「飼育規模に限りがあることのほか、厳格な基準があるため神戸牛となるのは年間で約3000頭分ほどにとどまっている」と紹介した。
続けて記事は、神戸牛は間違いなく貴重な牛肉だとしながらも、中国は日本で2001年にBSE問題が発生して以来、神戸牛を含めた牛肉の輸入を禁止していると指摘。しかしながら、中国では一部の業者がさまざまなルートを通じて「神戸牛」と謳った牛肉を販売していると伝え、中国の大手ネット通販サイトでも「神戸牛」とされる牛肉が500グラムあたり数百元(100元=約1900円)から数千元という高値で販売されていると紹介した。
さらに、上海出入境検験検疫局の徐金記局長が「中国国内で販売されている“神戸牛”はすべてが偽物というわけではなく、一部は非合法のルートで中国へと持ち込まれている」と述べたことを指摘し、「つまり中国国内で販売されている神戸牛は安全の保障がないものだ」と指摘。神戸牛を謳った牛肉を高い金額を出して購入することは「偽物ならまだ良いが、健康被害が出る可能性があることは問題だ」と論じた。(編集担当:村山健二)
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