「脱げるカラダになりたい」中村アン、奔放キャラから女子の憧れへ

　

　　モデルでタレントの中村アン（27）が26日放送の『ダウンタウンDX』（日本テレビ系）に登場。現在ハマっているというフィットネスを紹介し、自分の体をいじめ抜いていることを明かした。
　
　　中村が暇さえあれば励んでいるのは、運動と運動の間に一切の休憩がなく、わずかな移動もダッシュしなければならないという過酷なトレーニング方法「クロスフィット」。番組内で流されたVTRでは体のラインがよくわかるウエアに着替えた中村が、ランニングや腹筋、腕立てや懸垂などを1時間ぶっ続けで繰り返す様子が紹介された。最後にはヘトヘトになった中村が「もうテレビに映る顔じゃない」と漏らしていたが、その笑顔は充実したもの。そして司会の浜田雅功（51）から「何か目標あるでもあるわけ？」と聞かれた中村は「脱げるカラダになりたい」と即答するのだった。
　
　　芸能界でのさらなる飛躍を目指す中村は、同日深夜放送の『ユミパン』（フジテレビ系）にも出演。肩とおへそ周りを大胆に開いた赤いミニのワンピース姿でスタジオに登場した彼女は、まさにトレーニングの賜物といった肉体美を披露した。司会を務めるフジテレビの永島優美アナウンサー（23）も中村に向かって「スタイル抜群ですね！」と絶賛。「本当に大好きで…。弟もファンなのでいつも中村アンさんの写真を見てます」と永島は中村を褒めちぎった。しかしそんな永島の言葉にも「絶対にウソでしょ？」と中村は素直に喜ばず、女子アナのゲストを持ち上げるトークに戸惑うような笑顔を浮かべていた。
　
　　とはいえ、チアリーディングの経験者であることなどの共通点に触れたトークが展開されると気の合うところを見せたふたり。ファーストキスの話題では、「15歳」と答えた中村に対して、永島が「私は16歳～」と大げさに反応して女子会のような盛り上がりを見せた。さらに好みの男性のタイプに話が及ぶと中村は「Tシャツが似合う人」と言い、永島は「スーツの人が好き」と発言。真逆にも思える回答だが、ふたりは互いの意見を「わかる～」と言い合いトークを弾ませた。
　
　　それでも番組の最後に、昨年9月に発売されたスタイルブック『ANNE BALANCE』（エムオン・エンタテインメント）を永島が「私も拝見させてもらいます」と紹介すると、中村は「けっこう（発売から）経ってるけど…。見てないってこと？」とチクリ。冒頭にファンだと公言して写真集を見ていると言いながら、今回初めて手にしたような言い方をした永島に中村はすかさずツッコミを入れる。…これには永島も大慌てで「えっと、いや、熟読します…」と答えるのに精いっぱいの様子だった。中村から揚げ足を取られた格好になった永島だが、それだけ番組の中でふたりの距離が縮まったといえるのかもしれない。
　
　「昨年中村さんはメディアの調査・分析を行うニホンモニターのタレントブレイクランキングで2位に選ばれています。その要因のひとつは今回の『ユミパン』で見せたような、共演者とのフレンドリーな関係性にあるのではないでしょうか。嫌味な指摘をしつつも、それがかえって相手の懐に飛び込むことにつながり、仲の良さを視聴者にアピールして好感度を高めているのだと思います。
　
　　2013年あたりから露出を増やし始めた中村さんは、当時不倫スキャンダルで芸能活動を自粛していた矢口真里さん（32）に触れて『ワイプの席が空いた』と言い、お風呂に入らないことを明かすなどの奔放なキャラクターでタレントとしての知名度を上げたましたが、最近ではそんな個性も落ち着いている印象です。それも共演者たちとフランクな掛け合いをする彼女の素の魅力が浸透してきた証拠なのではないでしょうか」（芸能ライター）
　
　　一時期は刺激的な発言で注目を浴びた中村だが、いまでは”女子の憧れ”といったタレントになりつつあるのかもしれない。トレーニングの模様を写した彼女のブログやInstagramには女性ファンからのコメントも多く見受けられる。女性層からの支持が高まればますますバラエティでも活躍することだろう。男性ファンにとっては早く彼女に「脱げるカラダ」を手に入れて、その肉体を披露してほしいところだろうが…。
　（文＝駒子）