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【レポート】マツダ新型「ロードスター」のフィアット&アバルト版は「124スパイダー」で確定
昨年12月、フィアットが米国特許商標庁に「Fiat 124 Spider(フィアット 124 スパイダー)」という商標登録を出願していたことが判明したが、英自動車情報メディア『Auto Express』によると、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)のセルジオ・マルキオンネCEOが、フィアットの新型スポーツカーにこのクラシックな名前を使用することを認めたそうだ。
『Auto Express』は、ジュネーブ・モーターショー 2015の会場でマルキオンネCEOに直接この件について尋ねたという。するとCEOは「今じゃなくてはだめなのか?」と言ってから別の幹部に確認を取り、その後「さあ、ここがワールドプレミアの場所となったよ」と答えたというのだ。
米Autoblogでも、米フィアットのブランド・コミュニケーション部門の代表、アリエル・ガビラン氏に取材し、確認が取れた。ガビラン氏によれば、ブランドトップのオリヴィエ・フランソワ氏がジュネーブの会見で、124スパイダーの名前を使用すると認めたという。
FCAによる正式発表にはまだ至っていないものの、新型124スパイダーがマツダの新型「MX-5 ミアータ(日本名:ロードスター)」とプラットフォームを共有することはまず間違いない。両社はシャシーを共同で開発し、当初はアルファ ロメオに使用する予定だったという。しかし、マルキオンネCEOがアルファ ロメオをイタリア国外で製造することに難色を示したため変更になった。フィアットはこの変更の可能性について、昨年5月にブランドの5カ年計画を発表したときにほのめかしていた。
『Auto Express』が関係者から聞き出したところによると、124スパイダーはレトロ調のデザインになるそうで、ピニンファリーナが手掛けたオリジナルの124スパイダー(写真)を彷彿させるものが期待できそうだ。車両重量は1,000kg以下に抑えられ、エンジンは「小さくて手頃なユニットを選択する」とのことだが、おそらくそれは自社製の1.4リッター・ターボ「マルチエア」ではないかと見られている。ちなみにアルファ ロメオの「ジュリエッタ」に積まれているこのエンジンは最高出力170ps、最大トルク23.5kgmだが、124スパイダーのアバルト・バージョン(!)では「200ps程度にチューン」され、固められた足回りとよりアグレッシブなスタイリング、大径ブレーキ等が与えられる見込みだという。なお、フィアットとマツダでは、2015年にマツダ ロードスター、2016年にフィアット 124スパイダーを発売することで合意しているとのこと。ND型ロードスターよりも、イタリアンなレトロ調スタイルや過給器による大トルクが欲しいなら、もう1年待たなければならないようだ。
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