ちょっと飲みすぎじゃない…？「女性のアルコール依存」危険サイン5つ

　

　
　あなたはお酒が好きですか？　確かに友達とワイワイ話しながら飲むのは楽しいものです。でも、「ちょっと飲み過ぎじゃない……？」という友達が身の回りにいませんか？　そしてあなた自身はどうでしょう？
　アルコール依存症は、社会生活がまともに送れなくなるだけでなく、命にも関わってくる恐ろしい病気です。　
　そこで今回は、厚生労働省の発表している『みんなのメンタルヘルス』と、英語圏の医療情報サイト『Web MD』を参考に、アルコール依存症についてお伝えしますね。
　
　■増え続ける女性のアルコール依存症
　厚生労働省の調査によると、2003年にアルコール依存症だった女性の数は約8万人だったのに対して、2013年には14万人にまで増えたと推測されています。
　また、女性の方が男性よりもアルコールの害を受けやすいとのこと。肝臓障害や脳障害が悪化する率が男性よりも高く、依存症になってしまうまでの時間も短いといいます。
　
　■アルコール依存症の症状5つ
　では、アルコール依存症とは、具体的にどんな症状なのでしょうか？　下記5つの項目から、当てはまるものがいくつあるかチェックしてみましょう。
　（1）少しの量では酔わなくなった。もちろんやめることはできないし、飲む量をコントロールすることもできない。
　（2）お酒を飲まないでいると、胃が気持ち悪くなったり、汗をかいたり、震えがきたりといった、禁断症状が起こる。
　（3）自分が大切にしていたもの、家族、仕事、趣味などのすべてよりも、お酒を優先する。
　（4）いくら夫婦仲が悪くなっても、健康上の問題が起こっても、絶対にお酒をやめない。
　（5）朝から飲み始めて1日中飲んでいる。でも正気に戻ると飲み過ぎたことを後悔する。
　1つでも当てはまったら、それは危険なサイン。すぐにお医者様に相談したほうがよさそうです。
　
　以上、増え続ける女性のアルコール依存症のサインについてお伝えしましたが、いかがでしたか？
　少しの量なら楽しいお酒も、度が過ぎると悪影響ばかりになってしまいます。老化を早めることもありますし、離婚の原因にもなりかねません。
　美容と健康と将来のために、“お酒はたしなむ程度”が一番のようですよ。
　
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　【参考】
　※ アルコール依存症 – 厚生労働省
　※ Substance Abuse and Addiction Health Center – Web MD