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アレッサンドロ・ミケーレの新生グッチはジェンダーレスでロマンティック【15-16AWウィメンズ】
クリエイティブ・ディレクターにアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)を迎え、新生グッチ(GUCCI)となる15-16AWウィメンズコレクションのショーが2月25日ミラノで開催された。
前クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)がこれまで打ち出してきた、シックでセクシーな女性らしいスタイルを一新、ロマンティックで少女性もあり、自由な価値観や矛盾もはらんだ…といった複雑な世界観を構築した。
ファーストルックは、大胆に素肌を露出したチュールのトップスに、真っ赤なプリーツスカート。首下には首飾りをあしらい、花畑で遊ぶ少女のよう。続いて、パステルブルーのティアードワンピースや、大判花柄をプリントしたロングドレス、総レースのワンピースやパンツ、大きなリボンなど、素材使いやディテール、カラーパレット、リラックスしたシューズ、大きなアイウェアなどあらゆるアイデアで、新しい女性像を提案していく。
パジャマのような花柄スーツ、フリルのシルクブラウス、ボウタイ付きのシャツなど、ウィメンズウエアを着用し登場したのは、メンズモデル達。ミケーレは先に披露したグッチ15-16AWメンズコレクションでも、ウィメンズモデルを登場させた。
同コレクションでは、フランスの哲学者、ロラン・バルトの「コンテンポラリーは反時代的である」という言葉をメッセージに引用し「時代性の交差点で新たな意味を構築する自由、自分らしいあり方を選択する自由」と説いた。男性は男性らしく、女性は女性らしくあるというイタリアの伝統を覆すような、ジェンダーレスで自由な価値観をもってグッチの新たな可能性を切り開いた。