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タイで“地獄”を体験しよう! ザクッと刺された亡者達が見られるお寺『ワットセーンスック』(ガジェ通旅ライター:MSD)
タイと言えば、皆さん何を想像するだろうか。微笑みの国? 辛~いタイ料理? スタジアムで繰り広げられるムエタイの試合?
いろいろある中で、今回紹介したいのはタイのお寺。国民の90パーセント以上が仏教徒のこの国には、様々な個性あふれるお寺が存在する。
お寺ってなんか辛気臭い! と思ったそこのアナタ。ちょっと待って! 今回紹介したいのはタイの中でも一際異彩を放つ”地獄寺”と呼ばれる類のモノ。境内に地獄の様子を再現したオブジェを設置し、「ほ~ら地獄と言うのはこんなにも悲惨なところなんだよ~。だから悪いことしちゃいけないよ~」と、子供たちに教えるスタンスのお寺だ。
京都出身の筆者に言わせると、こういう類のお寺は実は日本にもある。六道参りで有名な西福寺や六道珍皇寺がそれにあたるが、日本の地獄寺は地獄絵図がメイン。それに対して、タイの地獄寺はそれらをオブジェにした立体物を展示している所が多い。
そんな数あるタイの地獄寺の中で、比較的有名で観光客でも行きやすいお寺がバンコクの隣チョンブリー県バンセーンにある『ワット・セーンスック』だ。
バンコクからだと、エカマイにある東バスターミナルからシラチャ行きのバスに乗り、途中下車。行く前に「俺はバンセーンで降りるぞ!」と猛烈にアピールしておこう。2時間半ほどバスに揺られた後、『ノンモン市場』という大きな市場のエリアでバスを降りることになる。そこからバイクタクシーをチャーターして目的のお寺まで行くといい。
バイタクの値段は交渉次第。ボラれても怒んないようにね♪
お寺に入ると、まず目に付くのが巨大な亡者! インパクトありすぎや! タイでは人をだました輩は地獄で巨大な亡者となり罰を受けると言われている。
巨大な亡者だけでなく、そのほかのオブジェもかなりドギツイ! キャ~ざっくりイかれてるよ。奥にはノコギリでギコギコされてる死者の姿も見えるね。
不貞を犯した輩は、この様にトゲトゲの樹に登らされるらしい。登るのをやめるとこのようにザックリ刺されたりガブッと喰われたりするわけ。
この3人は……なんだろう。なんとなく「賭博堕天録カイジ 和也編」に出てきたとマリオとチャンと借金まみれの工場の親父に似てるような。
これはおなじみ、血の池地獄。ブクブク沈みながら皆さんウギャーッって言っちゃってる。
どのオブジェもことごとくハダカで、女性もトップレス。それでいながら、パックリ内臓をさらけ出している像もあったりして、夢に出そうっす……。…