リニューアル後はどうなる？ ホテルオークラ東京が大幅な改修へ

　

　

　2014年5月、建替計画を発表し本館が2015年8月末をもって閉館する予定となっている「ホテルオークラ東京」が別館の改修予定を発表した。

多くの人から愛され本館の閉館が惜しまれている「ニューオークラ東京」だが、今後はどのように運営されていくのだろうか？

　まず今回の改装は、基本的に本館の内容や伝統を重視しながら行われるもので、レストランやバーをはじめとする主要施設は別館でも変わらずに楽しむ事ができる。

　主な改装箇所は世界各国の賓客を迎てきた「プレジデンシャルスイート」をはじめ、スイートルームなどの客室の一部。

　建物設備の更新も実施され客室数は380となる予定で、別館で数々の賓客をもてなしてきた「インペリアルスイートルーム」は、新たにオーキッドバー、ワインアカデミー、ブライダルサロンとして生まれ変わる予定となっている。

旅行客が集う社交場として人気の「囲碁サロン」や「ワインアカデミー」などは継続して営業が行われ、既存の文化交流の場の充実も図る計画となっている。また、安らぎとゆとりが感じられると人気の「別館正面ロビー」も継続予定なので、伝統的なアート作品は今後も拝見する事ができる。

　今回の改装では多くの伝統が引き継がれるが、今の姿の「ホテルオークラ東京」が見れるのは残りわずか。
　工期は2015年7月1日～2015年8月31日となっているので、改修後だけではなく改修前にも是非足を運んでいただきたい。

　（Lion-Maniacs）

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