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リバプールのロジャース監督、CL出場権確保に「勝ち点74が必要」
イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督が、欧州チャピオンズリーグ(CL)出場権争いに向けてチームの目標を語っている。
英紙『エコー』でロジャース監督は「トップ4に入る目安は74ポイントだ。残り10試合で獲れる勝ち点30のうち、23ポイントが必要ということになる。7つの勝利と2つの引き分けで達成だ。
今季はとても競争が激しい。我々は直近11試合で9勝2分という素晴らしい成績を収めているが、残り試合も同じように集中して臨まなければならない。選手もそれを理解して練習に取り組んでいる。
昨季のタイトル争いの経験は我々の助けになるだろう。あの時期に我々はプレッシャーに対する心構えを学んだ。シーズン後半は11連勝で猛追したが、たった一試合の負けで優勝を逃した。だが、あれはプレッシャーに屈したのではなく、運が無かっただけだ」と終盤戦の戦い方に自信を見せた。
また、復帰間近のMFスティーブン・ジェラードの起用法については「全員が彼の復帰を待ち望んでいる。だが、ダニエル・スターリッジと同じように、先発かベンチかはチームの状況次第で決まる。最も重要なことは、スティーブがコンディションを戻し、ルーカス・レイバが帰ってくるということだ。
週一のリーグ戦や残り少ないカップ戦の試合に向けて、チーム内の競争は高まっている。シーズン最初の3、4ヶ月は全員に出場機会が保証されていたが、時間が経つにつれて勝ち方を身につけてきた。チームには全員が敬意を払わなければならないし、私は常にベストな布陣を選びたいと考えている。
私は誰かを好んで感情的な決断を下す人間ではない。どうすればチームが正しいバランスを保てるか考えた上で選手を選んでいる。ただ、シーズン終了後にこのクラブでのキャリアを終える偉大な選手をベンチに置いておくことは大きなチャレンジだ。彼はまだ一線級のクオリティーを備えているからね」とチーム戦術の優先を語った。
リバプールは現在、勝ち点51の5位につけており、現地16日に行われるアウェイでのスウォンジー戦に勝利すれば、4位のマンチェスター・ユナイテッドに1ポイント差まで迫ることができる。