台湾のホテルをBooking.comで予約したら「一昔前のラブホ」みたいな宿だった

　

　海外の宿を予約する時にメチャクチャ便利なサイトといえば、世界最大の宿泊予約サイト「Booking.com」である。世界中の人たちが利用しているので、口コミの内容も国際色豊か。もちろん日本のホテルも予約できるぞ！
　
　つい先日、そんなBooking.comを利用して、台湾の桃園国際空港近くのホテルを予約した。わりと急いでいたので、価格重視でチャチャッと決めた。ホテルの名前は『花語旅館（フア ユィ ホテル）』、評価も7.2と極めて高かったのだが……いざ現地に行ってみると、そこにあったのは「一昔前のラブホ」だったのだ！
　
　・なつかしの円形ベッドまで！
　何がどう「一昔前のラブホ」なのかは、数々の写真をご覧いただければ分かると思う。まず、ロビー入ってすぐのところにある「部屋の写真パネル」が、純度100％のラブホ感。よ～く見ると「円形ベッド」の部屋もある！
　
　続いてはホテル内に掲示されている「案内図」。この配色とデザインが、これまた「場末の旅館」的な、懐かしくも味のある雰囲気を醸し出しているのだ。
　
　・風呂場もスゴい！ サウナもある!!
　部屋に入っても衝撃は続く。まず、風呂がやたらとデカい。しかもジェットバス！　これまた実に「風呂の大きな部屋のラブホ」っぽい。もしかして妖しくピカピカ光ったりするのかな……と思ったが、そのボタンは見つからなかった。
　
　ともかく、デカイ風呂は実に嬉しい。足を伸ばしてゆっくりと体を休ませることができる……うえに、風呂の横には、なんと1人用のサウナまでついている！　まさかテキトーに泊まった安ホテルに、サウナが付いているとは!!　いいぞ、いいぞ～コレ。
　
　・なぜかコンドームも置いてある
　アメニティも超充実。石鹸、ボディソープ、シャンプー、歯ブラシ……などの基本セットはもちろんのこと、綿棒にメイク落とし、さらになぜかコンドームまで用意されていた。やっぱりここはラブホテルなのだろうか？　どっちにしても快適だ。
　
　ほか、巨大な薄型テレビに冷蔵庫、やたらとパワフルな扇風機（エアコンはない）、そして、コーヒーやお茶用の「お湯マシン」も部屋に完備。すぐそばに置かれていた、粉のインスタントコーヒーを飲んでみたら、甘ったるくて美味しかった。
　
　・まさかのビュッフェ！
　さらにさらに、なんとこのホテルには、「朝食ビュッフェ」まで付いている！　はたして “ビュッフェ”　という表現がふさわしいのかどうかはさておいて、台湾式の おかゆ なども食べ放題だ！　ちなみにお客さんは、普通の旅行者が多かった。…