名古屋大の天野教授を文科相表彰 理研の高橋氏も

　

　

　　文部科学省は１５日、ノーベル物理学賞を受賞した天野浩名古屋大教授（５４）や、人工多能性幹細胞（ｉＰＳ細胞）を使った世界初の臨床研究を進める理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダー（５３）らに文部科学大臣表彰を授与した。

　　天野氏は、青色発光ダイオード（ＬＥＤ）を発展させた紫外線ＬＥＤに関する基礎研究で選ばれた。高橋氏はｉＰＳ細胞から網膜細胞を作り、目の病気の患者に移植した臨床研究が評価された。

　　ほかにロボットスーツの開発で知られる山海嘉之筑波大教授（５６）らも選ばれた。