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国際協力NGOがフェアトレードのインド産デカフェティーを発売へ
国際協力NGOわかちあいプロジェクト(一般社団法人、住所:東京都江東区、代表:松木傑)は、インド産の有機茶葉を使用したフェアトレードのデカフェティー(紅茶・緑茶)の販売を開始しました。環境に配慮した有機栽培、生産者に公正な対価を保証するフェアトレード、薬品を使わず二酸化炭素抽出法によりカフェインをカットといった、生産者と消費者、環境のすべてに優しい商品です。売上げの一部がフェアトレードの奨励金として生産者に直接還元され、地域の発展のための事業に充てられます。
定評のある有機栽培農園
茶葉の産地、インドの西ベンガル州ジャルパイグリ地区に位置する茶園 Putharjhora Tea Garden は、1887年に設立され、千人以上もの農民が働いています。アッサムやダージリンなどの紅茶産地を有する北東インドの中でも、標高170~350mの低地に位置し、暖かく湿った平野が広がるこの地域では、有機農法の茶栽培は容易ではありません。しかし、長い歴史の中でさまざまな経営者に受け継がれ、2004年にオーガニックの認定を受けました。さらに、より良い暮らしと地域の発展を目指してフェアトレードに取り組み、生産性を向上させるための能力開発研修やインセンティブスキームの開発、医療や健康に関するワークショップ・キャンプの開催、奨学金などの教育支援、地域一帯の水供給・維持、水源の保護と保全などの活動を実施しています。
◆農薬を使用しない二酸化炭素抽出法でカフェインをカット
カフェインには覚醒作用や利尿作用、脳細動脈収縮作用などがあり、過剰な摂取は健康に害をおよぼす可能性があるといわれています。カフェインをカットしたデカフェ飲料は、健康上の理由から注目が高まり、欧米を中心に多くの人に飲まれています。
この商品は、インドの茶園で収穫した茶葉を超臨界二酸化炭素抽出法により、カフェインを約1%までカットしました。超臨界二酸化炭素抽出では、一定の圧力と温度をかけて臨界状態にした二酸化炭素により、茶葉に含まれるカフェインを抽出します。薬品を使用しないこの方法は、廃液処理の必要がないため自然環境にも優しく、有機溶媒のような燃焼性がないため、加工作業をする労働者にとっても安全な方法です。デカフェ加工に使用される二酸化炭素は、常温常圧に戻すと極めて容易に除去され、毒性がなく、妊娠中の方も安心して飲むことができます。
【わかちあいプロジェクトとは】
フェアトレード、難民支援、自立支援の3つの分野で活動している国際協力NGOです。国際フェアトレード基準に従った生産者とのフェアな取引により、多種多様なフェアトレード商品・原料を輸入・販売しています。
団体ウェブサイト:http://www.wakachiai.org/
フェアトレード・ショップ:http://wakachiai.shop-pro.jp/