拡がる「ながら視聴」 テレビを見ながらツイートしたことがある学生は3割ごえ！

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　近年、「テレビとTwitterは親和性が高い」などということがまことしやかに言われている。家庭のメインテレビが設置されたリビングでテレビを見ながらスマホでインターネットを利用する、「ながら視聴」が当たり前となっているらしい。

　Twitterで視聴者の意見を受付けている報道番組もよく見かけるが、実際にはどのくらいの割合の人々が「テレビを見ながらツイートしたことがある」のだろうか。そこで、しらべぇ編集部では、全国20代～60代の男女1500名を対象に調査を行なってみた。

■テレビを見ながらツイートをしたことがありますか？・ある…9.5%
　・ない…90.5%

　テレビを見ながらのツイートを行なったことがある人は、全体の9.5%という結果が得られた。「テレビ番組でツイートが使われるくらいだから、もっと高い割合かと思っていた」という人もいるだろうが、実際にはまだまだ少数派らしい。

■中心は20代！　若者にとっては当たり前の行為？・40代…8.7%
　・30代…10.3%
　・20代…22.0%

　しかし、年齢別で「ツイートしたことがある」者の実態に詳しくみてみると、20代では20.0%と高い割合を示していることがわかる。 特に20代女性では、24.0%、約4人に1人もの人がテレビを見ながらTwitterを楽しんでいることがわかった。

　若者にとっては、テレビを見ながら感じたことを思い思いにつぶやくことは、一般化しつつあるらしい。

■学生、自由業、パート・アルバイト…時間がある人が中心・学生…35.7%
　・自由業…15.0%
　・パート・アルバイト…12.7%

　職業別では、学生では35%。続いて、自由業15.0%、パート・アルバイトが12.7%。時間に余裕がある人は、「ながら視聴」しがちなようだ。現代の若者たちにとっては、Twitter上でテレビを見ながら感想をつぶやき合い、昔の「お茶の間」のような空間を築き上げているのかもしれない。

　（文／しらべぇ編集部・アサトー）

　【調査概要】
　方法：インターネットリサーチ「Qzoo」
　調査期間：2015年2月13日（金）～2015年2月16日（月）
　対象：全国20代～60代の男女1500名