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日本との教育の違い(2/3)=子どもに自信を付けさせる日本、劣等感を植え付ける中国―中国ネット
2015年4月2日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に、中国と日本の教育の違いに関する文章が掲載された。
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先日、ある日本人の友人が北京に来た。彼といっしょに歩いていたとき、中学生の一群がこちらに歩いてくるのが見えた。みんな一様にだぼっとしたジャージを着ていて、太ったカモのように道を渡っていた。私は突然、南京の学校の制服事件を思い出して、「君は日本の学校ではきれいな制服を着ていたのかい?」と彼に聞いた。
彼は「学校には専門のデザイナーがいて、学生の体形に合ったきれいな制服をデザインしてくれるんだ」と言った。「そんなにきれいな制服を着て、早くから異性に興味を持ったんじゃないかい?」と聞くと、彼はどこからそんな話が出てきたのかわからないといった表情を浮かべた。それを見て私は、中国の保護者たちの考え方が人類の常識から明らかに逸脱していることをはっきりと悟った。
きれいな制服は子どもたちに大きな自信と自己肯定感を与え、劣等感を克服し、審美眼を養う。これらのことは、子どもたちを品位や中身のある大人に成長させる。日本人は知恵を絞って子どもに自信を付けさせようとする。一方、われわれは知恵を絞って子どもに劣等感を植え付けようとしているのだ。
思春期は子どもの人格形成に決定的な作用をする時期である。いったん形成されたものはその後の一生に影響する。精神が豊かで自信にあふれている人は、自らの命の質を大切にし、人生をより生き生きとおもしろいものにするだろう。一方、劣等感の中で育った子どもの生活は悲哀に満ち、環境に対する抵抗力もなく、マイナスの要素に特に敏感になる。実はこれこそが、中国社会が抱える本質的な問題なのだ。劣等感と無力感が一生ついてまわり、どんな「薬」を飲ませても先天的な欠陥は補うことができない。劣等感が支配する人生は、つまらないものに違いない。(続く)(翻訳・編集/北田)