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日本は何重もの措置で「水の安全」を確保、訪日観光客は蛇口から水が飲める―中国メディア
中国のラジオ局・中国之声によると、今年初めに訪日ビザの発給要件が一層緩和されたことを受け、日本を訪れる中国人観光客が増えている。28日付で央広網が伝えた。
蛇口をひねれば水が飲める日本を経験した中国人から、「いつになったら中国でもそうなるのか」という声も聞こえてくる。日本は水資源の保護にかなり神経質だ。1滴たりとも汚染は許されない。このような安心と安定はどこから来るのだろうか。
日本新華僑報・蒋豊編集長によると、1956年に発生した水俣病の教訓を生かし、1967年に日本政府は公害対策基本法を公布し、水質の環境基準を制定した。これを基に1970年、水質汚濁防止法が公布され、▽河川近くに工場を設置する際は都道府県の承認を受ける▽排出された水が基準に達しない場合は、知事が排水の停止などを直接命じることができる。命令に反した場合は重罰―などが定められたという。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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