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東芝、タブレット用デジタルノートなど3商品を発売
東芝情報機器は、教育市場向けにタブレット用ソフトウェア「dynaSchoolシリーズ」3商品を3月13日より順次発売する。手書きや画像、動画、音声といったデジタルデータを簡単に追加できるタブレット用デジタルノートなどを提供する。
2010年代中に児童生徒一人一台の情報端末環境を整備する政府計画のもと、タブレットなどの教育ICT機器を導入する自治体が増えている。しかし、学校現場では、「ICT機器の操作が複雑で使いこなすのが難しい」「トラブル時の対応が心配」といった課題があげられているという。そこで同社は、シンプルでわかりやすい操作や従来の授業スタイルの継承を特長とした、スムーズな教育ICT導入を実現するソリューションとして、「dynaSchoolデジタルノート@クリエイターズ」「dynaSchool Support」「dynaSchool Recovery」の3商品を発売する。
「dynaSchoolデジタルノート@クリエイターズ」は、放送大学の中川一史教授監修のもと、インテルとの共同企画により開発したWindowsタブレット用デジタルノートソフトウェア。紙のノートやワークシートをタブレットで撮影し、手書き、画像、動画、音声などのデジタルデータを追加して、マルチメディアノートを作成することができる。児童生徒の「考えをまとめる・編集する力」や「効果的に伝える・発表する力」の向上につながるという。
「dynaSchool Support」は、教師のタブレットから児童生徒のタブレットに教材を一斉に配布するほか、児童生徒のタブレット画面を一斉に回収し、電子黒板に比較表示することができる授業支援ソフトウェア。手書きペンツールソフトでタブレットを電子黒板として活用できる。
「dynaSchool Recovery」は、児童生徒のタブレット環境を授業ごとにリセットし統一したいとの要望に応え、タブレットの環境を変えても自動的に元の環境に復元するソフトウェア。リモート操作で児童生徒のタブレットの制御もできる。Windows8.1タブレットに対応している。
「dynaSchoolデジタルノート@クリエイターズ」は3月13日より、「dynaSchool Support」「dynaSchool Recovery」は4月中旬より発売する。