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楽天と幻冬舎、EC連動型ファッション誌『GINGER mirror』創刊
楽天は4月14日午後12時、スマートフォン専用の無料女性ファッション誌『GINGER mirror(ジンジャーミラー)』を創刊する。それに先駆け東京・渋谷の楽天カフェで、GINGER専属モデルの伊藤ニーナさんらを招いた発表会が行われた。
20代後半から30代の、仕事やプライベートで忙しい日々を過ごす“時短&コスパ派”の女性がターゲット。楽天市場で展開するさまざまなショップからセレクトしたアイテムを紹介するだけでなく、誌面の任意の個所をタップすると、楽天市場にアクセスし購入できるEC連動型のファッション誌となっている点が特徴的。
誌面を手掛けるのは、紙雑誌の「GINGER」と同じスタッフ陣。編集プロデューサーは、GINGERの元編集長で、現在女性誌 事業部部長の片山裕美さんが務める。同誌の製作には電子雑誌事業を手掛けるブランジスタが名を連ねている。ブランジスタはネクシィーズの連結子会社で、これまで『旅色』『GOODA(グーダ)』など創刊しており、楽天や幻冬舎と密に連携してビジネスを展開していたが、2013年にはネクシィーズが同社株式を楽天と幻冬舎に一部譲渡、その連携をさらに深めており、「GINGER mirror」創刊もその延長線上にあるといえる。
GINGERは2009年の創刊以降、楽天市場とコラボした記事を毎号掲載しており、コラボアイテムを制作するなど深く関わってきた。近年、通販アイテムの売り上げが右肩上がりとなっていることを受け、仕事が忙しくてショップに足を運べない女性や、安くて質の良いアイテムを求める女性のため、「紙の媒体よりも読者に近い、本当に役に立つ新しいメディアができないか」との思いで取り組みを進めてきたという。
普段からさまざまなファッションアプリを使っているという伊藤ニーナさん、「GINGER mirror」を読んでみた感想を聞かれ「雑誌に近い感覚で読める」「操作も簡単で、気になったアイテムはすぐに楽天市場で買えるのがいいですね」と使い心地をコメント。「色がすごいキレイにでるので、モデルをしている側としてもテンションが上がる」と絶賛した。
IT関係の仕事をしているという読者モデルの佐久間映里さんは、「第1印象はクオリティーの高さ。雑誌を読む感じそのままなので、まさにGINGERのmirrorだなって思いました」と、こちらもベタ褒め。ちなみに、「GINGER mirror」という名前には、片山さんいわく、“自分を映す鏡”であり“本誌の鏡”であり、“スマホをのぞき込む姿が手鏡を使っているように見えるから”という3つの意味を含んでいるという。…