横浜の工場跡地にアップル拠点 開発施設を計画

　

　

　　横浜市の林文子市長は２５日、記者会見を開き、同市港北区にあるパナソニックの工場跡地に、米ＩＴ大手のアップルが技術開発施設を建設する計画を明らかにした。アップルは日本の優秀な技術者を確保するとともに、アイフォーンなど自社製品の販売拡大につなげる狙いがあるとみられる。

　　約３万７９００平方メートルの跡地のうち、約１万２５００平方メートルをアップルが取得した。施設の延べ床面積は約２万５千平方メートルとし、２０１６年度中に完成する見込みだ。

　　林市長は「アップルの進出で新たな価値や産業が創出される好循環が生まれる。中小企業や大学との連携もお願いしたい」と述べた。