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米学生チームの優しさが話題に…がんと闘う少年を想い、全員で丸坊主
アメリカのモンタナ州立大学ビリングス校(MSUB)の選手たちと1人の少年の姿を収めた写真が秘かに話題となっている。
中央に映っているのはセバスティアン・イーストンくん、6歳。彼は化学療法を続けながらがんと闘っているそうで、またプログラムの一環として去年からチームの一員にもなっているという。
そんな彼をサポートするべくMSUBの選手たちはみんなで髪を剃ったのだ。(もちろん化学療法の影響で脱毛している彼のことを想って。)
今回のチームの行動について、ヘッドコーチであるアレックス・バロッグ氏はこう話している。
「がんとの戦いはセバスティアンと彼の家族にとって長い道のりです。これ(丸刈りにしたこと)は単なる彼への精神的なサポートではありません。私たちは絶対に一緒だということをセバスティアンに見せたいんです。彼がチームに加わって以来、彼を徹頭徹尾サポートするために私たちはここにいます。彼もまた私たちをサポートするためにいてくれています。それは私たちが広い視野から物事を見ることを手助けしてくれています」
「彼に大丈夫だということを見せたかったんです。隠す必要はないと。彼がハットをかぶる必要はありません。キャップもかぶる必要もありません。私たちの髪は戻るでしょうけれど、サポートを得て彼が回復し、がんが消え去ることを切に願っています」
また、チームのキャプテンであるMFリース・ランバートは次のように語っている。
「彼が僕らのチームの一員となって以来、セバスティアンと彼の家族と過ごすのはいつも素晴らしいことです。彼と彼の勇気からものすごいインスピレーションを貰っています。僕らは少しだけ犠牲を払って頭を剃り、今朝彼が帽子を脱ぎ僕らと一緒に頑張る勇気をあげました」
そして、セバスティアンくんの父、ローリーさんは家族にとって難しい時間に途方もない助けになっていると話しているそう。
また今回の試みはセバスティアンくんのための寄付を募るチャリティー、”Be Brave and Shave”も兼ねているそう。頭を剃った髪のぶんだけ寄付がされるというもののようだ。
(記事提供:Qoly)