約4年ぶりの代表復帰。FW興梠「今のプレースタイルがどこまで通用するか楽しみ」

　

　

　　浦和レッズは20日、明治安田生命J1リーグ1stステージ第3節・サンフレッチェ広島戦に向けて練習を行った。

　　練習後、興梠慎三が記者陣の取材に応じた。

　　約4年ぶりとなる日本代表選出に「自分の頑張りが評価されて選ばれたのはすごく嬉しい」と話す。だが、『まずは浦和で』という思いが強い。

　「自分自身、チームで結果を残したいというのが第一で、まだチームで何も成し遂げていない。代表に選ばれたことは嬉しいですけど、レッズのためにしっかり頑張りたい」

　　前回選出時は鹿島アントラーズ所属で、スピードが魅力のストライカーだったが、今は浦和の1トップとして幅広いプレーを見せている。興梠は、以前とは違う自分を代表で見せたいと思っている。

　「4年前からプレースタイルがだいぶ変わって、これがどこまで通用するか楽しみ。何より代表からずっと離れていたので、新しい気持ちで臨めると思う。行くだけじゃ意味ないので、しっかり結果を残したい」

　　ただ興梠は現在、首に痛みを抱えている。本人も「まだ100％ではない」と言うように、負傷を悪化させないことも重要だ。