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英語教育のプロが教える「子供を英語アレルギーにする」親のNG行動3つ
「この子には英語で苦労させたくない」「グローバルに活躍できるように育ってほしい」と、子どもの英語教育に関心のある親御さんは多いのではないでしょうか?
もちろん小さい頃から英語に親しませることは、その子の可能性をひろげることにつながるでしょう。でも、教育熱心が空回りして、子どもが英語アレルギーになるなど逆効果なことも少なくないようです。
そこで今回は、幼児英語教育歴30年という平川裕貴さんの著書『5歳からでも間に合う お金をかけずにわが子をバイリンガルにする方法』をもとに、子どもを英語嫌いにさせてしまう親のNG行動3つをお届けしたいと思います。
■1:大量の教材をいっぺんに買い込んでしまう
<「さあ、英語学習頑張ろう!」と張り切るのはいいですが、たくさんの教材セットをいっぺんに買うのはお勧めしません。
(中略)
最初から山のように積まれた教材は、頂上の見えない山を目の前にして、さあ登れといわれているようなもの。親にも子にもプレッシャーになってしまいます。英語学習を始めたものの、途中で息切れして挫折、教材は押入れの肥やしなんて話も山ほど聞きました。>
子ども向け英語教材のなかには、シリーズで買うと何十万円もするようなものもあるようです。「これだけやったらわが子はきっと英語ペラペラに!」なんて気にさせられますが、最初から高すぎる目標を設定しては、子どもがくじけてしまうかもしれません。
わざわざ高額な教材を買いそろえるのではなく、まずは英語のCDをかけ流したり、英語の絵本を読み聞かせたりなど、親子で気軽に英語に親しむことから始めてみてはいかがでしょうか? また、お金を一切かけずに『YouTube』の英語アニメや歌を利用するのもアリ。
手頃な価格で教育効果の高いCD・DVDや絵本、また無料で使えるお役立ちサイトは平川さんの著書にたくさん紹介されているので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。
■2:子どもの好みを無視する
<英語子育てに成功した人が使っていたからとか、巷で人気だからという理由で、「こっちにしなさい!」とか「こっちの方が役に立つわよ」などと親が押し付けては、子どもが英語そのものに興味をなくしてしまう恐れもあります。>
親が「よかれ」と思ったものでも子どもの心には全く響かなかったり、逆に大人が見向きもしないものに子どもが夢中になったりすることはよくありますよね。
英語教育の主体はあくまでお子さんなのですから、教材選びなどはお子さんの好みを尊重するようにしましょう。…