錦織がドルゴポロフを破って準決勝進出 [アビエルト・メキシカーノ・テルセル]

　メキシコ・アカプルコで開催されている「アビエルト・メキシカーノ・テルセル」（2月23～28日／賞金総額 141万4550ドル／ハードコート）の4日目。シングルス準々決勝で、第1シードの錦織圭（日清食品）が第5シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ（ウクライナ）を6-4 6-4で破り、ベスト4進出を決めた。試合時間は1時間41分。
　　錦織はこの大会がクレーコートで開催されていた2012年以来となる2度目の出場。前回は第4シードがついていたが、2回戦でジェレミー・シャルディ（フランス）に6-1 6-7(8) 0-6で敗れ、上位進出はならなかった。
　　錦織とドルゴポロフは過去に2度顔を合わせており、錦織の2勝0敗。初対戦だった2011年10月の上海（ATP1000／ハードコート）の準々決勝では6-4 6-3、2013年1月のブリスベン（ATP250／ハードコート）の準々決勝では6-4 7-6(3)で、いずれも錦織がストレートで勝っていた。
　　大会2日目の1回戦で予選勝者のアレハンドロ・ゴンサレス（コロンビア）を6-3 7-5で下したことでツアー通算200勝に到達した錦織は、2週間前のメンフィス・オープン（ATP250／室内ハードコート）で大会史上初となる3連覇を達成して以来となる今季4戦目に臨んでいる。
　　錦織は2大会連続のファイナル進出をかけた準決勝で、第4シードのケビン・アンダーソン（南アフリカ）と対戦する。アンダーソンは準々決勝で、ビクトル・トロイツキ（セルビア）を3-6 6-3 6-3で下しての勝ち上がり。
　（テニスマガジン／Tennis Magazine）
　Photo：ACAPULCO, MEXICO – FEBRUARY 26: Kei Nishikori of Japan returns a shot against Alexandr Dolgopolov of Ukraine during a men single match as part of Telcel Mexican Open 2015 at Mextenis Stadium on February 26, 2015 in Acapulco, Mexico. (Photo by Hector Vivas/LatinContent/Getty Images)