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長編SF小説『FEATHER』を手掛けるブループレス、書店との直接取引を開始
ブループレスは3月27日、書店との直接取引による出版事業の展開を発表した。取次を介さないことで流通コストを削減し、代わりに書店マージンを約40%~60%と高く設定する。売掛金の回収サイクルは2カ月で、注文条件や返品条件などの諸条件は、各書店との交渉により決定するという。現時点で取引書店として有隣堂の名が挙がっている。
同社は、「シナリオ、映像、文芸性において他の追随を許さない圧倒的なコンセプトアート作品を実現」することを目標に、小説家やイラストレーター、アーティストなどのクリエイター陣が直接連携し、さまざまなジャンルの作品を発表していく大型コラボレーションプロジェクト「ProjectF」を展開中。
その第1弾として、元経営コンサルタントである七村謙さんのデビュー作となる長編SF小説『FEATHER~世界は、ひとつじゃない。~』第1巻を3月28日に発売する(初版発行部数は1万部を予定)。
3月21日には秋葉原UDX広場で、同書をいち早く楽しんでもらうことを目的としたイベントを開催。PRを担当するIMALUさんをはじめ、テーマ曲を歌うアーティストの川嶋あいさんなど多数のゲストが出演し、会場では「FEATHER」2000冊が無料配布された。
ブループレスは今後、ProjectF第2弾として、遠大なスケールで描くポップでちょっとSFなライトノベル『にゃんバトル!滅亡か存続か?~勝率3パーセントのたたかい~』(文月えり)を、第3弾として、ファンタジー風味を取り入れたSF小説『ガーネット・ムーン(仮題)』(朧月夜)を、2015年内に発売予定。[宮澤諒,eBook USER]