＜選抜高校野球＞健大高崎がチャンス生かし ３年ぶり８強

　

　第８７回選抜高校野球大会は２８日、２回戦３試合。第２試合は、天理（奈良）と健大高崎（群馬）の対戦。投手戦の様相を見せたが「機動破壊」を掲げる健大高崎が巧みにチャンスを生かして天理を降し、３年ぶりの８強入り。
　
　　○健大高崎（群馬）３−１天理（奈良）●
　
　　健大高崎は四回、３番柘植が中前打で出塁し、暴投のすきをついて三塁に進みチャンスをつかむ。さらに５番相馬の二遊間を破る適時打で生還して先制。七回表に並ばれるが裏で、１死二、三塁で７番佐藤の一塁ゴロ送球の間に三塁ランナーが生還し再びリード。八回にも追加点を挙げてリードを広げた。
　
　　天理は健大高崎の川井の好投で六回まで１安打に抑えられていたが、七回に３番貞光が左翼線への三塁打。５番冨木の適時打で同点に追い付くが追加点を取れなかった。