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1日1時間でも睡眠時間が減るとその分食べる量が増え、結果的に太る(米研究)
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睡眠不足と肥満は密接にかかわっているようである。 ペンシルべニア州立大学の研究チームが行った研究によると、1時間睡眠が減ると、201kCal分余分に食べ物を摂取していることがわかったそうだ。
ペンシルべニア州立大学の研究チームは、10代男女342名を対象に研究を行った。1週間における睡眠パターンや身体活動状況、高カロリー食やスナック菓子を食べる頻度、タンパク質・脂肪・炭水化物の摂取量を尋ねたうえで、睡眠時間および日々の睡眠変化と食べ物の摂取との関係について考察した。
被験者の平均睡眠時間は7時間。注目すべきはここからだ。なんと睡眠時間が1時間減るごとに、1日当たり201Kcalも余分に摂取していることが明らかとなったのだ。201Kcalは、ご飯茶わん1膳分の白米、ベーグル1個分に相当するカロリーである。
特に気を付けなければならないのが夜食だ。前日あまり眠れなかった場合、平日の晩には60パーセント、一方休日の晩は100パーセントも夜食の量が増えることが分かっている。
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ではなぜ睡眠時間が減少すると、食べる量が増えるのか?
ここで重要なカギを握ることになるのが「レプチン」と「グレリン」という2つの空腹ホルモンである。人は満腹になった時、脂肪細胞よりレプチンが分泌され、これ以上食べないよう指令が出される。その結果、「食べたい」という欲求がわかなくなる。ところが、身体が睡眠不足の状態にある時、グレリンの分泌量が増え、空腹感が募る一方で、レプチンが分泌されず、「食べ物をもっと食べよ」という指令が出される。すると、過食に走ってしまうというわけである。
今回の研究調査の対象となったのは10代男女であるが、これはあらゆる世代に当てはまることだと研究者は考えている。無駄食い、やけ食いを防ぐには、まずは睡眠からということだ。
via:dailymail・原文翻訳:lingafrank
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