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インタビュー:疑念持たれぬ談話を、内容次第で日本孤立も=村山元首相
[東京 10日 ロイター] – 村山富市元首相は10日、ロイターのインタビューに応じ、安倍晋三首相が今夏発表する戦後70年談話について、内容によっては日本が孤立しかねないとの懸念を示した。
焦点となっている「植民地支配」や「侵略」といったキーワードは、表現が変わってもいいとしたが、談話の本質は変えるべきではないとくぎを刺した。
インタビューの主な内容は以下の通り。
──安倍談話に世界的な注目が集まっている。どのような談話を望むか。
「村山談話では、戦前の日本がやってきた植民地支配や侵略という歴史的な事実を率直に認めた上で、悪かったことは悪かったと謝罪している。アジアの国々はもとより、米国や世界の国々も含め、日本の考え方が受け入れられて、これまで平穏にきているが、安倍首相は『(村山談話を)すべて継承するわけではない』とか『植民地支配については国際的定義がない』などと言っている。何を考えているのか、(談話の趣旨を)どう変えようとしているのか、その本質がよくわからない」
「(世界から)疑いを持たれることは、日本にとっては良いことではない。村山談話をしっかり踏まえた上で、努力してきた日本の足跡をしっかりと見つめ、今後も間違えないような道を歩いてほしいというのが世界の期待だ」
──「植民地支配」や「侵略」という言葉を談話に盛り込むかどうかが、焦点の1つだ。
「それはやはりキーワード。表現は変わってもいいと思うが、本質的な受け止め方や理解は間違えないようにすべきだ。歴史的な事実に対する痛切な反省というものも必要で、これがなければ次に移れない。それは明確にしたほうがいい」 続く…
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