エッフェル塔も消灯＝温暖化防止呼び掛ける「アースアワー」

　

　 ２８日、パリで、地球温暖化防止を呼び掛けるイベント「アースアワー」で消灯されたエッフェル塔（写真右）。写真左は照明がついた状態。（ＥＰＡ＝時事）

　 　【パリＡＦＰ＝時事】地球温暖化防止へ向け、消灯で連帯を示すイベント「アースアワー」が２８日、世界各地で実施され、パリのエッフェル塔やベルリンのブランデンブルク門などで照明が落とされた。
　　エッフェル塔は保安上の理由から消灯は５分間のみだったが、パリの３００近い場所で明かりが消された。パリでは１２月に国連気候変動枠組み条約第２１回締約国会議（ＣＯＰ２１）が開かれる。
　　イベントは世界自然保護基金（ＷＷＦ）の呼び掛けで毎年開催されており、各地で午後８時半から１時間消灯する。主催者によれば、今年は１７０を超える国・地域が参加を表明した。