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サウジなどイエメン空爆、イランは軍事介入非難
[サヌア/アデン 26日 ロイター] – 中東イエメンで、首都サヌアを掌握しハディ暫定大統領と対立している反体制派のイスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」対し、スンニ派の隣国サウジアラビアなど湾岸のアラブ諸国が26日、空爆を開始した。
これに対し、フーシ派を支援するシーア派のイランはサウジなどによる軍事介入を非難。イスラム教の宗派対立を背景としたイエメンでの衝突は解決策が見い出せないまま、一層混迷を深めている。
地元住民によると、サヌアでは軍用機が主要空港や空軍基地近辺を攻撃した。ロイター記者が目撃したところでは、家屋の被害は4棟もしくは5棟。救護隊によると死者は医師を含め少なくとも13人となっている。
部族筋などの情報によると、イエメンとサウジの国境付近でも軍用機による空爆が行われた。
こうしたなか、アデンの北方周辺では、フーシ派と大統領派の軍部隊が衝突。ハディ派によると、これまでにフーシ派兵士13人、大統領派兵士3人が死亡した。前日フーシ派に占拠されたアデンの空港は、大統領派が奪還したという。
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HN:
上原健二
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