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世界経済の息の根を止めるのはギリシャか、日本か、中国か―中国メディア
4日付の中国メディア・和訊網は「世界経済の息の根を止めるのはギリシャか、日本か、中国か」との見出しで、各国の経済事情を分析した。
ギリシャの債務問題は欧州債務危機の導火線となり、世界経済の5分の1を占める経済圏を衰退に陥れた。ギリシャはユーロ圏からの離脱を求めているが、実はこれは単なる脅しであり、本当に離脱すれば自分たちにとっても何の利点もないことは分かっている。たとえ本当に離脱してもその経済規模から考えて、世界に与える影響は限定的だとみられている。
地球の反対側にある日本もギリシャほどの派手さはないが、財政危機がじわじわと進んでいる。世界第3の経済国である日本の情勢が世界経済に与える影響は、ギリシャ以上になる。米国など高齢化社会に突入した欧米諸国にとって、日本の行く末は自国経済の未来と重なると思われる。
世界第2の経済大国である中国も成長のピークは過ぎ、過剰な生産能力、深刻な環境問題、不動産成長の鈍化などが経済発展の足を引っ張っている。中国はバブル崩壊当時の日本と似ており、不良債権、株式市場の過大評価、不動産市場のバブル化などのリスクが中国経済に脅威を与えている。中国という新星が上昇の途中で落下した場合、世界経済も暗黒に突入するに違いない。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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上原健二
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