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中国ではなく日本になびいたベトナム、事故頻発の中国企業に嫌気―米メディア
2015年4月3日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「日中の対ベトナム投資、東南アジアにおける経済的影響力を争う」を掲載した。
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日本政府は多くの国に政府開発援助(ODA)を提供しているが、なかでも対ベトナムの拠出額が突出している。2008年から2013年で100億ドル(約1兆2000億円)。2014年にはさらに18億ドル(約2160億円)を拠出。国際空港と高速道路の建設に投じられる。
かつては中国に多額のODAを拠出してきた日本だが、日中対立が激化するにつれ、労働拠点として魅力的なベトナムへと比重を移している。ベトナムにとっても日本の援助は大歓迎だ。中国からの資金提供もあるが、領土紛争を抱えているだけにベトナムは中国への依存度を減らしたいと考えている。
また中国企業の建設工事で事故が頻発していることもネックとなっている。昨年末にはライトレール建設現場で相次ぎ2件の死傷事故が起き、中国建設企業の能力を疑問視する声が高まっている。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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