台湾鉄道、西武グループと友好協定などを締結 災害時の相互協力でも合意

　

　（台北 14日 中央社）台湾鉄路管理局（台北市）は14日、西武ホールディングス（埼玉県）および西武鉄道（同左）と利用者拡大などに向けた「包括的事業連携に関する友好協定」、「姉妹鉄道協定」の調印式を東京都内のホテルで行った。17日には台鉄台北駅で祝賀イベントも開催される。
　
　今回の締結により、双方で記念乗車券の発売や観光PRイベントが行われる予定。協定には災害に関する項目も盛り込まれ、大規模災害の発生時には相互に物的・人的支援を行うことで合意している。
　
　また、台鉄と友好協定を結んだ西武ホールディングスは、西武鉄道沿線のホテルでの台湾メニューの提供や、伝統芸能などを披露する「台湾デー」といったキャンペーンを実施するとしている。
　
　台鉄は先月、京浜急行電鉄（東京都）とも友好協定を結んでいる。
　
　（編集：杉野浩司）