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幼い頃に生きたカエルを食べていた29歳女性、脳から8cmの寄生虫。(中国)

 幼い頃に生きたカエルを食べていた29歳女性、脳から8cmの寄生虫。(中国)

 長年苦しんだ頭痛の原因はなんと寄生虫。中国・雲南省でこのほど脳外科手術を受けた女性の脳から8cm長の寄生虫が見つかり、話題となっている。幼い頃に生きたカエルを食べたことがあるという。
 
 中国・雲南省の昭陽の病院は、6年にわたり激しい頭痛に苦しみ、最近ついに職場で倒れてしまったYin Mengさんという29歳の女性の脳から、8cm長の白い寄生虫が除去されたことをこのほど発表した。
 
 これは弧虫症(スパルガヌム症)と呼ばれるもので、飲み水のほか、カエルやヘビなどを食べることにより条虫が体に寄生し、Mengさんの場合は脳に侵入して激しい頭痛をもたらしていた。中国では生のカエルが秘伝の湿布薬といわれることがあり、傷口から条虫が侵入する例もあるという。
 
 Mengさんも例外ではなく、5歳のころに祖母に言われて生きたカエルを食べていた記憶があった。それが彼女の体内で20年以上生き延び、辛い神経症状を引き起こしていたことに人々は震撼。ペルーの一部の人々の間ではカエルをミキサーにかけてジュースとして飲む習慣もあるようだが、中国では最近、この生き物を食することの危険性が改めて呼びかけられている。
 
 ※ 画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット。
 (TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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