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日本の駅弁を「攻略」!? 北陸新幹線開業で中国ネット民も注目・・・「日本の弁当は、わが国の面白味もなく醜い弁当の上を行く」=中国版ツイッター
北陸新幹線の長野・金沢区間が14日に開業したことにともない、中国でも同新幹線に関連するさまざまな情報が報じられている。話題のひとつが「駅弁」だ。日本の「弁当文化」はこれまでにも中国で紹介されており、駅弁に限らず日本旅行を体験した人が絶賛することも珍しくない。
日本情報を紹介しつづけている微博(ウェイボー、中国版ツイッター)のアカウント「視覚_日本」は「グルメ:北陸新幹線の開通にともない、ますます多くの郷土料理、ご当地の特色ある弁当が駅に出現した」と紹介。さらに、「石川県のコシヒカリ米、タラバガニ、アカムツ、加賀の梅肉メニュー、金沢の治部煮、富山駅ではその日に取れた魚介類を使った海鮮弁当を味わうことができる」と、具体例を並べた。
同文章には海鮮弁当などの写真も添えられた。評価するコメントとして「これはすばらしいと言わざるをえない。日本の弁当は絶対に、われわれ(中国)の面白味もなく醜い弁当の上を行く」、「富山駅で降りたら、まず弁当を食べよう」、「見るからにおいしそうだ」などが寄せられた。
中国では、日本旅行する際に、インターネットなどで「現地情報」をかなり綿密に収集する人が珍しくない。日本旅行を前に、「駅弁文化に興味があります」として、東京駅の浅草牛肉弁当、京都駅のいかすみ弁当、旭川と小樽の海鮮弁当などに「期待しています」と微博に書き込んだユーザーもいる。
日本などに旅行する事前の情報収集は、「攻略」などと呼ばれている。「攻略情報」はインターネットで広まることが一般的だ。
北陸新幹線の金沢までの延伸にともない、来日旅行する中国人にとって日本の駅弁は「攻略対象」として重要度が上昇したようだ。一方の日本の業者にとっては、中国人旅行者による売上増を狙うならば、中国のネット社会に踏み込んでの情報発信が有効と言うことになる。
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◆解説◆
中国では日本風の弁当を「便当(読み方はビェンダン)」と書く。台湾から伝わった表記法と考えられる。台湾では戦前の日本統治時代、さらに戦後になっても「耳から入った日本語」が漢字で書かれるようになるとおいう現象がしばしばあった。「便当」のそのひとつと考えられている。
それ以外にも「多桑(ドゥオサン=父さん)」、「運将(ウンヂァン=運転手)」などかなりの数がある。使われる漢字は1種類とは限らない。(編集担当:如月隼人)(写真は「視覚_日本」が15日に投稿したつぶやきの画面キャプチャ)
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