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日韓の「桜の起源論争」はなぜ終わらない?=「『菊が韓国原産だ』と言ったら日本人も嫌だろう?」「争わず、美しいものを楽しめ」―韓国ネット
2015年4月3日、韓国・ハンギョレは、日韓でたびたび報じられる桜に関する論争について伝えた。
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桜(厳密にはソメイヨシノ)は韓国と日本だけでなく、世界の路上や公園に植えられている。このソメイヨシノの起源が漢拏山(※ハルラサン。韓国の済州島にある山)であり、日本をはじめ世界に広がっていったという主張は、1960年代から出てきた。植物分類学者の 朴萬奎(バク・マンギュ)前高麗大教授は、東亜日報(1962年4月17日)に掲載された記事で、 「ソメイヨシノは済州島漢拏山で生まれ、日本に渡り彼らの寵愛(ちょうあい)を受け、米国にまで嫁いで行った」としている。また、1932年に日本人学者・小泉源一氏が漢拏山でソメイヨシノと類似した植物の自生を確認したことを根拠にしている。
一方、日本は韓国起源説について、ソメイヨシノの自生地を見つけるために、全国を隅から隅まで調査したがこれに失敗。後に、「ソメイヨシノは人工的に交配して作りだした栽培種である」との結論を出した。汝矣島(※ヨイド。ソウル漢江にある中州)や鎮海(※チネ。釜山近郊の都市)を含めた韓国の桜祭りの“主役”は、すべて日本が園芸種として作ったソメイヨシノであるとしている。
終わらない日韓の「桜の起源論争」に、韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられている。以下はその一部。
「桜の原産地が韓国であったとしても、あまりにも日本のイメージが強くて私は好きじゃない」
「起源は関係ない。日本の魂がこもった花。それだけでだめだ」
「桜は韓国原産だ。日本も菊が韓国原産だと言ったら嫌だろう?」
「韓国産なんてどこにある?全部日本に消された」
「日本が桜を世界的な園芸種にする間、私たちは何をしてきたんだ」
「日本の桜はあまりにも多く交配しすぎたために、正確な素性を知るのは難しい」
「韓国にある桜は韓国産、日本にある桜は日本産だ。何がそんなに難しい?」
「韓国のものでも、日本のものでもなく、地球の植物だ」
「このような争いをせず、美しいもの、それ自体を楽しもう。地球上の自然の一部にあえて国籍を決める必要はない」(翻訳・編集/三田)