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第4四半期の豪民間設備投資は前期比‐2.2%、予想以上の減少
[シドニー 26日 ロイター] – オーストラリア連邦統計局が発表した2014年第4・四半期の民間新規設備投資は、季節調整済みで前期比2.2%減で、ロイターがまとめた市場予想(同1.9%減)を超える落ち込みとなった。
コモディティ価格の下落を背景とした鉱山関連投資の縮小が響いた。民間新規設備投資額は374億7000万豪ドル(294億米ドル)と、2011年末以来の低水準となった。
統計局が調査・集計した2014/15年の設備投資計画は1527億豪ドル、15/16年は1098億豪ドル。14/15年は前回調査の1532億豪ドルから引き下げられた。
コモンウェルス銀行のチーフエコノミスト、マイケル・ブライス氏は、オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)の利下げ材料となると指摘。中銀が3月3日の理事会で政策金利を2%に引き下げると予想した。
中銀は2月に入り、政策金利を過去最低の2.25%に引き下げた。
金融市場は向こう数カ月間に行われるとみられる追加利下げを織り込み済みだが、利下げが3月3日に行われるかどうかについては見方が分かれている。
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