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パナソニック、200mm幅のコンソールにダイレクトに装着できるHDDナビ
パナソニックオートモーティブシステムズは21日、ストラーダシリーズのHDDナビステーション「CN-H500WD」「CN-H500D」を発表した。発売は8月12日。価格はオープンで、市場価格は23万円前後と予想される。
200mm幅のワイドコンソールに対応した「CN-H500WD」
180mm幅の「CN-H500D」CN-H500WD/CN-H500Dは、60GBのHDDを内蔵したHDD AVナビゲーションシステム。ディスプレイは7V型ワイドVGAのクリアパネルで、バックライトにはLEDを採用。高速走行時にも安定した受信を実現する、4チューナー/4アンテナ方式の地上デジタルチューナーを搭載しており、製品には、アンテナ4本も付属する。CN-H500WDが200mm幅のワイドコンソールに対応したモデルで、CN-H500Dとは180mm幅のコンソールに対応したモデル。
従来の180mm幅コンソールに対応したモデルを200mm幅コンソールに取る付けるには、両サイドにスペーサーを入れる必要があったが、CN-H500WDは200mm幅ワイドコンソール専用に作られているため、ダイレクトに取り付け可能だ。現在、トヨタやダイハツでは200mm幅のコンソールが主流になっており、それ以外にも、日産やスバルの一部の車種で200mm幅のコンソールが採用されている。同社によると、国内で販売されている新車の1/2程度は200mm幅のコンソールを採用しているとのことだ。
両モデルには機能面での違いは存在しない。ただし、CN-H500WDでは、フルフラットなフロントパネルを採用しており、ボタン類も含めて凹凸が存在しない。また、フリックやドラッグといった操作が可能なユーザーインタフェース「モーションコントロール」を採用するなど、スマートフォンライクなデザインと操作性となっている(ピンチ操作には対応していない)。
大容量HDDを利用したAV機能も充実。音楽CDからの録音は、MP3形式だけでなく、無圧縮で録音を行う「CD音質モード」も搭載。無圧縮の場合でも、800曲程度の録音が可能だ(128kbps MP3の場合は約7,500曲)。また、SRSの「SRS CS Auto DX」「SRS WOW HD」も採用しており、車内空間で、臨場感の高い音楽再生が可能だ。SDメモリーカードスロットも装備しており、同社のレコーダー「ディーガ」や薄型テレビ「ビエラ」の録画対応モデルからの動画持ち出しにも対応する。
アンプの定格出力は20W×4。光学ドライブはDVDを搭載。他に、FM/AMチューナーも搭載する。接続端子は、ビデオ入力(映像/音声)、カメラ入力(映像)、ビデオ出力(映像)、サブウーファー出力、iPodにも接続可能なUSB端子を装備。また、本体にはBluetoothユニットが内蔵され、携帯電話との連携が可能。ハンズフリー通話、音楽再生だけでなく、ネットワークカメラの映像を表示するといったことも可能だ。