ドラマよりもドラマチック!? 不倫は身近で起こっている…!!

　

ドラマで見るような不倫は自分には関係ないと思っている女性は多いのではないでしょうか。 私もその一人でしたが、実際に不倫は意外と身近な所で起こっているのです。 そのような関係にならない為にも冷静な判断が必要となります。

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■恋愛を応援してくれていた彼

20代の頃、私には片思いをしていた彼がいました。 彼は飲食店に勤めていましたが、ハンサムな上に話も面白い彼はいわゆる人気者で彼に憧れている女の子はたくさんいたのです。しかし、彼の先輩が私の事を後押ししてくれたおかげもあって、憧れの彼と交際する事ができたのです。彼は先輩の事を尊敬していましたし私も交際のきっかけをつくってくれた先輩に感謝していましたから、先輩も交えて食事をしたり飲みに行ったりもしていました。

先輩も彼と同様に話が面白くノリの良い人でしたが結婚していた事もあり、当たり前ですが異性として意識した事など一度もありませんでした。奥さんが店に先輩を迎えに来る事もあり、仲の良いご夫婦としか思えなかったのです。また、奥さん自体も私と彼の交際を知っていたので2人の事を応援してくれていましたし、2人の時間を楽しめるように気を使っていてくれているものだと思っていました。

■失恋をきっかけに変わった先輩

残念な事に私の交際は元カノの出現をきっかけに終わる事になってしまいました。彼は元カノに未練を残したまま私とつきあい始めたらしいのですが、元カノも彼に未練があったという事です。納得できない突然の別れに私はひどく絶望しましたし、なかなか彼を諦める事などできませんでした。そんな自暴自棄のようになっていた私に優しくしてくれたのが先輩でした。彼を忘れられない私に、会えなくなった彼の現状を教えてあげると言われたのです。

今思えば本当に愚かな話ですが、その時の私は別れた彼の事を知りたいという気持ちから先輩に言われるまま食事に行ったりするようになっていったのです。あからさまに失恋の痛手につけこむような先輩の態度には嫌悪感もあり、私は深い関係になるような事だけは絶対に避けていました。最初は親切に見せかけていましたが、そんな私に先輩も焦りが出たのか段々と強引に誘うようになっていったのです。

■目が覚めたきっかけ

先輩と食事をしている時に彼の携帯が鳴り電話に出たのですが、顔色が一変した彼は無言でその携帯を私に差し出しました。意味がわからないまま携帯を受け取り電話に出てみると奥さんからの電話だったのです。

主人が迷惑をかけていないかという事を言われ事態を飲み込んだ私は否定をしましたが、その時の先輩の血の気の無い顔は忘れられません。結局はその事をきっかけに先輩とは会っていません。