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妻妾同居は、珍しいようだが、あるところにはある。
妻妾同居とは、妻と妾(愛人)が同じ家に暮らすことです。そんなことはあり得ないと思いますが、現実には、あるところにはあります。そこには、事情を知れば妙に納得できる、やむにやまれぬ事情があったりします。
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■妻と妾が同居している家
実家の近くに、夫が不倫している愛人と妻が、同じ家に住んでいる家がありました。敷地は結構広く、本体の母屋に妻が住み、木々で囲まれた離れの建物に愛人が住んでいました。その話を聞いたときには、おぞましいような、聞いてはいけないことを聞いたような気持になりましたが、その家の中は、特に大きな波風もたたずに、平穏に見えました。
■不倫のやむを得ない事情
ご主人は大きな会社の代表者をしており、それは妻の父親から譲り受けた会社で、妻が会長です。そして、私が話を聞いた話では、妻は夫より大分年上で、病弱で寝たり起きたりの状態が若い頃から、ずっと続いているということでした。
さらに愛人は、立場は愛人ですが、実は、ある時期に採用した社員で、真面目に仕事をする人なんだそうです。その会社の経理の元締めをずっとしてきて、服装や見かけも地味で、見るからに、コツコツ働く女性のイメージなのです。今までの不倫・愛人というイメージとは全く違う人・世界です。なるほど、本妻と愛人が一つ屋根の下で暮らして揉めない理由が納得できます。
■妻妾同居
これは妻妾同居という形で、どう考えても、公序良俗に反する感じがしてなりませんが、一方で、夫より大分年上の妻が、一足先に初老になっています。早くから病弱で寝たり起きたりの療養生活をしてきた妻にしてみれば、離婚するよりは、夫の世話を全て愛人に任せて、自分は療養に専念する生活の方がいいのかもしれません。夫も、会社の実質のオーナーの妻を離婚はできず、しかも昔からの恩義もあるため、そのような形になったのでしょう。
それにしても、事情を知れば、一番、覚悟がいったのは愛人です。実質は妻でありながら、生涯、不倫と言われ愛人(妾)とみなされて生きるのは、どんな気持ちだろうかと思います。男性を愛しているのでしょう。そして、関係する全員が、それぞれに理解し合い、自分の立場をわきまえて生きることができるという、その忍耐力には驚きます。妻妾同居ということは、不謹慎な状況ではありますが、妙に納得ができる部分もあり、人というのは不思議なものだなあと思いました。