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政府専用機、外観一新?=赤から青へ複数案浮上
現在の政府専用機であるボーイング747-400型機(写真上)と後継機に決まっているボーイング777-300ER型機の同型機(写真下はAFP=時事)
2019年度から運航を開始する次期政府専用機の塗装デザインが関係者の間で関心を集めている。天皇陛下や首相らが外国訪問に利用する「日本の顔」にふさわしいものとして複数案が浮上。後継機の誕生を機に「日の丸」カラーのデザインが一新される可能性もあり、論議を呼びそうだ。
現行機の米ボーイング社の747-400型機は、白地に赤色の帯が客室窓に沿って横に伸びるデザインで、垂直尾翼には日の丸が描かれている。赤を基調としており、現行機の整備を担当している日本航空(JAL)がかつて使用した機材と似ているとの指摘もある。
政府は昨年8月、後継機をボーイング777-300ER型機にすると発表し、ANAホールディングスを機体整備の委託先に決めた。政府関係者によると、ANA側のデザイナーが考案した外装案には現行機と似たものがある一方で、「斬新なもの」も含まれているという。
整備委託先を射止めたANAのシンボルカラーは青色。政府内には「青を使うのはいいが、専用機だから(ANA機と)全く同じというわけにはいかない」との声もあり、最終決定までは曲折も予想される。
後継機では内装も生まれ変わる。民間旅客機で導入が進むインターネット環境を整備。セキュリティー対策を講じた上で、機内全てでのネット接続を可能とする方針。最新の通信機器を導入し、海外で邦人が巻き込まれた事件や自然災害などの発生時に、機内と日本国内との連絡を迅速に行えるよう万全を期す。