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広々とした空間を確保する「JALスカイシェルシート」がグッドデザイン賞に
日本航空(以下、JAL)はこのほど、「JALスカイシェルシート」が2008年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。
グッドデザイン賞とは、1年に1度「デザインが優れたものごと」に贈られる賞のこと。形の美しさだけではなく、品質や使いやすさ、機能性なども重視してさまざまな視点から評価選定していくものとなっている。
今回受賞した「JALスカイシェルシート」とは、JALの国際線プレミアムエコノミーサービス専用のシートのこと。デザインとしては、ゆったりとした空間を保つために、通常のエコノミークラスと比較して約20%シートピッチを拡大した。また、座席後方をシェルで覆いながら座席を前方にスライドすることで、前方座席からの圧迫感をなくしてリラックスしたフライトを楽しめる。
グッドデザイン賞を受賞した「JALスカイシェルシート」
そのほか、全席にオーディオ・ビデオ・オンデマンド機内エンターテインメントシステムを搭載したり、PC用の電源を用意したりすることで、快適な空の旅をサポートしている。同社は、こういった優れたデザイン・機能の両面が評価されて同賞の受賞につながったと述べている。
同サービスは現在、東京-ロンドン線をはじめとした欧米7路線で展開。今後は、11月29日から東京 – モスクワ線、12月6日からは名古屋 – パリ線で提供開始する予定だ。
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