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観光で行きたい全国の穴場スポット (22) 商売の神として江戸幕府や大阪庶民の信仰を集めた、奈良・生駒の「宝山寺」
本堂裏の岩窟は、開祖である役小角が般若経を納めたことから般若窟(はんにゃくつ)と呼ばれている
穴場スポット
奈良県生駒市の「宝山寺(ほうざんじ)」
基本情報
生駒山(いこまさん)は太古より神や仙人が住む山と周辺から仰ぎあがめられ、山へこもって厳しい修行を行う修験道場とされていた。空海(弘法大師)も修行したと伝えられている。延宝6年(1678)、湛海律師(たんかいりっし)が再興し、生駒山に宝山寺を開山したという。
真言律宗大本山の寺院である宝山寺は、生駒聖天(いこましょうてん)とも呼ばれている。江戸時代には商売の神として大阪庶民の信仰を集め、京都の皇室や江戸の徳川将軍家、郡山藩主柳沢家からの祈願もあったと伝えられている。現在も、商売繁盛を願う参拝者でにぎわっている。本堂の裏には、山肌から突き出た怪異な岩山の般若窟(はんにゃくつ)がそびている。近畿日本鉄道生駒鋼索線「宝山寺駅」より徒歩約10分。
地図投稿者のコメント
巨大な岸壁の側にあってすごく神秘的です。岸壁には般若窟という穴があって経典があるそうです。(夏草さん・大阪府・21歳男性)
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