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青森
東日本フェリーはこのほど、9月1日に日本に初導入されるオーストラリア製高速フェリー「ナッチャンRera」の就航説明会を行った。
「ナッチャンRera(レラ)」は総重量約10,000トン、全長112m、船幅30.5mの世界最大級のフェリーで、最大搭載人員約800名、普通乗用車換算で約350台の車両を運ぶことができる。製造は高速フェリーの世界市場でシェア75%を占めると言われている豪インキャット・タスマニア製。船体はアルミ軽合金製の波浪貫通型双胴船で、4機のウォータージェットを備え、大型フェリーとしては高速な約36ノット(約67km/h)での巡航が可能。現在、片道3時間50分を要している函館-青森航路を約1時間45分で結ぶという。
説明会は港区のオーストラリア大使館で開催され、同フェリーの就航開始となる2007年が日豪通称協定調印50周年でもあることから、東日本フェリーの代表取締役社長 古閑信二氏のほかオーストラリア公使フィル・イングラム氏も出席した。
船体に施されたカラフルなイラストは、京都市の小学校2年生の川嶋なつみさん(7歳)によるもの。「海や自然と人間とのふれあい」をイメージし、なつみさんや友人が、魚など海の仲間たちと一緒に楽しく旅をする様子を描いたもの。船名の「ナッチャンRera」は、なつみさんの愛称の「ナッチャン」とアイヌ語で「風」を意味する「レラ」から命名されたとしている。
オーストラリア公使フィル・イングラム氏「世界で最高水準の造船技術を持つ日本市場にオーストラリアが参入できたことは注目すべきこと。これを機に日本とオーストラリアの友好がより深まることを確信したい」
「ナッチャンRera」の模型を前に握手をする東日本フェリーの代表取締役社長 古閑信二氏(左)とオーストラリア公使 フィル・イングラム氏
同フェリーは9月1日より、青森 – 函館航路を1日4便運行するとしており、料金は大人が5,000円~10,000円、子供が2500円~5,000円としている(料金は座席クラスにより異なる)。