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JR西日本、昇降式ホーム柵の実用化を決定
JR西日本はこのほど、ホームからの転落事故などを防ぐ昇降式ホーム柵の本格導入を決めた。実用導入第1号は、JR京都線高槻駅で建設中の新快速専用ホーム(上下外側線)になる予定で、2016年春の供用開始に合わせ、昇降式ホーム柵も使用開始する。
六甲道駅での昇降式ホーム柵試行導入の様子
同社は昨年12月からJR神戸線六甲道駅上り内側線3番のりばに昇降式ホーム柵を試験的に導入し、編成による車両数や扉の枚数の違いに対応する機能や操作、到着から発車までの連続動作、乗降客の流動への影響などを確認する試行運用を行っている。「装置本体・運用に関する試行結果は良好」(JR西日本)で、試行運用期間終了の3月末を待たずして実用化可能との判断に至ったという。六甲道駅に設置した昇降式ホーム柵は4月以降もそのまま設置する。
高槻駅に新設するホーム柵は長さ約250mで、4~12mの開口部を備える。通常時はロープで開口部をふさいで転落などを防止し、乗降時にはロープ最下部を2mまで上昇させて開口部を通行できるようにするしくみとなっている。
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HN:
上原健二
性別:
非公開
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