スマホ窃盗容疑で男逮捕＝首都圏大型スーパー狙う―警視庁

　

　

　　大型スーパーに侵入し、スマートフォンを盗んだとして、警視庁葛西署は１２日までに、窃盗と住居侵入の疑いで、住所不定、無職渡辺忠容疑者（２１）を逮捕した。同署によると、「売れば金になると考えた」と認めているという。

　　同署によると、昨年１２月下旬から３月上旬、千葉や神奈川県など首都圏を中心に１都５県の大型スーパーで、スマホやゲーム機が盗まれる被害が２０件以上発生。被害額は約９５０万円相当に上るとみられ、同署は関連を調べている。

　　逮捕容疑は１月２日午後１０時半〜同４０分ごろ、江戸川区西葛西の「イオン葛西店」に侵入し、携帯電話売り場から「ｉＰｈｏｎｅ（アイフォーン）６」１７台（１３４万２８００円相当）を盗んだ疑い。

　　店内の防犯カメラから渡辺容疑者が浮上し、同署は２月に指名手配。協力を依頼していた新宿区の買い取り店に同容疑者が現れたところを逮捕した。